「Roborockのロボット掃除機が気になるけれど、種類が多くて違いがわからない」「10万円以下のモデルと20万円前後のモデルでは、何が違うの?」
Roborock(ロボロック)には、手頃な自動ゴミ収集モデルから、掃除後のお手入れまで幅広く自動化した高性能モデルまで、多くのロボット掃除機があります。
さらに2026年には、最大36,000Paの吸引力を備えたSaros 20や、ローラー式の水拭きを採用したQrevo Curv 2 Flowも登場。以前のRoborockとは、選ぶ基準そのものが変わってきています。
ただし、最大吸引力が高ければ誰にとっても使いやすいわけではありません。水拭きを重視するのか、家具の下まで掃除したいのか、床にある物をできるだけ避けてほしいのか、お手入れをどこまで自動化したいのかによって、適したモデルは変わります。
そこでこの記事では、2026年8月時点で購入を検討しやすいRoborockのロボット掃除機から5機種を選び、オススメマン独自の評価5項目を共通の基準で比較しました。
最上位モデルだけでなく、10万円以下で購入しやすいモデルまで取り上げています。スペックの高さだけではなく、「その機能がどんな家庭で役立つのか」「価格差に見合う違いがあるのか」まで確認しながら、自宅に合う1台を探してみてください。
Roborock(ロボロック)のロボット掃除機とは?
Roborockは、ロボット掃除機を中心に展開するスマート家電ブランドです。現在のRoborock製品は、ゴミを吸引して自動走行するだけではありません。
水拭き、自動ゴミ収集、モップの自動洗浄・乾燥、自動給水など、床掃除に関わる作業を幅広く自動化したモデルが展開されています。
一方で、すべてのモデルに同じ機能が搭載されているわけではありません。Sarosシリーズのように走行性能や障害物回避まで追求した上位モデル、Qrevoシリーズのように水拭きや全自動ドックを重視したモデル、Q10V+のように価格を抑えながら自動ゴミ収集を利用できるモデルなど、それぞれ方向性が異なります。
「Roborockならどれでも同じ」と考えず、必要な機能からモデルを絞ることが大切です。
薄型でも高性能なモデルを選べる
Roborockの上位モデルで注目したいのが、本体の薄さです。一般的なレーザーセンサー搭載ロボット掃除機は、本体上部に突き出したセンサーが高さの制約になり、低いソファやベッドの下へ入れない場合があります。
Saros 20やSaros 10Rは本体高7.98cmを実現しており、低い家具の下まで掃除できる可能性が広がっています。吸引力が高くても、掃除したい場所へロボットが入れなければ意味がありません。
ソファやベッド、収納家具の下まで任せたい家庭では、最大吸引力だけでなく本体の高さも確認しましょう。
障害物回避にも力を入れている
床にコードやスリッパ、おもちゃなどがある家庭では、障害物回避性能が使いやすさを大きく左右します。Roborockの上位モデルでは、カメラや3Dセンサーなどを組み合わせ、周囲の物体を認識しながら走行するシステムを採用しています。
Sarosシリーズでは「StarSight自律システム」を搭載したモデルもあり、物が多い場所でも清掃ルートを判断しながら走行します。ただし、高性能な障害物回避機能があっても、すべての小物やコードを必ず避けられるわけではありません。
床に置かれた物が多い家庭ほど障害物回避性能を重視しつつ、巻き込みやすい細いコードなどは事前に片付けておくと安心です。
水拭き方式にも違いがある
Roborockを比較するとき、現在は水拭き方式も重要です。
モデルによって、2枚の円形モップを回転させる方式や、モップを高速振動させる方式などが採用されています。さらにQrevo Curv 2 Flowでは、「SpiraFlowリアルタイムセルフクリーニングモップ」と呼ばれるローラー式の水拭きシステムを採用しました。
ローラーへ清水を供給しながら汚れた水を回収することで、汚れをモップに溜めたまま拭き続けるのを抑える仕組みです。フローリングの水拭きを重視するなら、単に「水拭き対応」と書かれているかを見るのではなく、どのような方式で床を拭くのかまで比較しましょう。
Roborockのロボット掃除機はどう選ぶ?
Roborockには価格も機能も異なるモデルがあるため、最大吸引力だけで順位をつけると自宅に合わない製品を選んでしまう可能性があります。特に確認したいポイントは、次の5つです。

1. 吸引力はブラシ構造とセットで確認
Roborockの現行モデルでは、最大36,000PaのSaros 20をはじめ、高い吸引力を備えた製品があります。一方、Qrevo Lは10,000Paなど、モデルによって数字には大きな差があります。
ただし、最大吸引力だけで実際の清掃性能が決まるわけではありません。毛絡みを抑えるブラシ構造や、壁際のゴミを集めるサイドブラシ、床面への追従性なども関係します。
特に髪の毛やペットの毛が多い家庭では、「何Paか」だけでなく、メインブラシやサイドブラシの毛絡み対策まで確認しましょう。

2. 水拭きを重視するなら方式を確認
フローリングが多い家庭では、水拭き方式を比較しましょう。回転モップは2枚のモップを床へ押し当てながら回転させる一般的な方式で、日常的な床拭きに向いています。
一方、Qrevo Curv 2 Flowはローラー式のSpiraFlowを採用。ローラーを洗浄しながら床を拭く仕組みになっているため、水拭きを特に重視する人にとって有力な選択肢です。
「吸引掃除が中心なのか」「毎日のように水拭きまで任せたいのか」を決めてから選ぶと、必要以上に高価なモデルを購入するのを防ぎやすくなります。

3. 低い家具や段差があるなら走行性能を確認
ロボット掃除機は、掃除したい場所まで到達できることも重要です。Saros 20やSaros 10Rは本体高7.98cmの薄型設計で、低い家具の下へ入りやすいのが特徴です。
さらにSaros 20では、AdaptiLiftシャーシ3.0によって高い段差への対応力も強化されています。
ソファやベッドの下を掃除したい、高めの敷居がある、部屋ごとの床面に高低差があるといった家庭では、吸引力より本体高や段差対応のほうが使い勝手を左右する場合があります。

4. お手入れを減らすならドックの機能を確認
「自動ゴミ収集対応」と「全自動ドック搭載」では、お手入れの手間が大きく異なります。Q10V+のようにゴミ収集を自動化するモデルなら、本体のダストボックスを毎回空にする負担を減らせます。
一方、Saros 20やQrevo Curv 2 Flowなどの上位モデルでは、モップ洗浄、乾燥、給水など水拭き後のお手入れまで自動化されています。水拭きを頻繁に使うほど、この差は大きくなります。
購入するときは「自動ゴミ収集があるか」だけでなく、掃除が終わったあとに自分で何をしなければならないのかまで確認しましょう。

5. 予算から必要な機能を絞る
Roborockは価格帯が広く、高性能モデルになるほど機能も増えていきます。しかし、すべての家庭に最上位モデルが必要なわけではありません。
性能をできるだけ妥協したくないならSarosシリーズ、水拭きを重視するならQrevoシリーズ、価格を抑えながら自動ゴミ収集を使いたいならQ10V+など、目的によって候補は変わります。
特に10万円を境に、モップの自動洗浄・乾燥などステーション機能の充実度に差が出やすくなります。まず予算を決め、その範囲で「絶対に欲しい機能」を残していくと選びやすくなります。
【保存版】Roborock 主要5モデル・スペック詳細比較表
ここからは、Roborockのロボット掃除機を「吸引性能」「水拭き性能」「メンテナンス」「障害物回避」「コスパ」の5項目で比較します。最大吸引力や価格だけではなく、ブラシ・モップの構造、障害物への対応、走行性能、ドックによる自動化などを同じ基準で確認しました。
高性能なモデルほど順位が高くなるとは限りません。それぞれの得意なことと価格差にも注目しながら、自宅に合うモデルを確認してみてください。
Roborock ロボット掃除機ランキング
Roborock|ロボロック
Roborock|Saros 20
| 発売年月 | 2026年6月 |
| 最大吸引力 | 36,000Pa |
| メインブラシ | デュアル毛絡み防止システム |
| 水拭き方式 | 回転式デュアルモップ |
| モップ回転数 | 最大200回/分 |
| 本体高さ | 7.98cm |
| 障害物回避 | StarSight自律システム2.0 |
| 段差対応 | 最大8.8cm(二重段差) |
| モップ洗浄 | 100℃温水洗浄 |
| ドック洗浄 | 自動洗浄 |
| モップ乾燥 | 対応 |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
36,000Paだけじゃない。段差も家具下も任せやすいRoborockの最上位モデル
Saros 20は、2026年のRoborockで性能を優先して選びたい人の第一候補となるフラッグシップモデルです。
最大吸引力は36,000Pa。今回比較する5機種では最も高く、Qrevo Curv 2 FlowやSaros 10Rの20,000Paを大きく上回ります。さらに、毛が絡まりにくいデュアル毛絡み防止システムを組み合わせており、吸引力の数字だけでなくブラシのお手入れまで考えられています。
水拭きには、2枚のモップを最大毎分200回転させる方式を採用。壁際ではFlexiArmテクノロジーを使って届きにくい場所まで清掃します。水拭きだけを最優先するなら、2位のQrevo Curv 2 Flowも比較したいところです。Qrevo Curv 2 Flowはローラーを洗浄しながら拭くSpiraFlowを採用しています。
本体の高さはわずか7.98cm。上部に大きく突き出したレーザーセンサーを持つモデルより低い場所へ入りやすく、ソファやベッドなど家具の下まで掃除できる可能性が広がります。さらに「AdaptiLiftシャーシ3.0」を搭載し、メーカー所定条件では最大8.8cmの二重段差に対応します。
もちろん8.8cmの垂直な段差を一気に登れるという意味ではありません。1段目4.5cm以下、2段目4.3cm以下などメーカーが定める条件での数値ですが、敷居や床面の高低差がある家庭では大きな強みです。
障害物回避には「StarSight自律システム2.0」を採用。3D ToF技術を使って周囲を把握し、マッピングや自己位置の認識に加えて、ケーブルやペットなどの障害物を検知しながら走行します。床に物がある家庭で使いやすいだけでなく、薄型ボディや段差対応と組み合わせることで、掃除できる範囲を広げています。
掃除後のお手入れも最上位らしい内容です。「New RockDock」は自動ゴミ収集だけでなく、100℃の温水によるモップ洗浄、ドックの自動洗浄、モップクロスやドック内部の乾燥などに対応。水拭きを頻繁に使う場合でも、人が行うお手入れを減らしやすくなっています。
ここまで高性能ですが、当然ながら価格は安くありません。特に「床に大きな段差がない」「家具下を掃除する必要がない」「障害物は事前に片付ける」という家庭では、Saros 20の高度な走行性能を十分に活かせない可能性があります。
また、水拭きを最優先するなら、ローラー式のQrevo Curv 2 Flowという別の選択肢もあります。Saros 20の魅力は、36,000Paという数字だけではありません。
強力な吸引、水拭き、7.98cmの薄型設計、高度な障害物回避、最大8.8cmの二重段差対応、充実した全自動ドックまで、ロボット掃除機に求めたい性能を幅広く高い水準で備えていること。
価格よりも性能を優先したい人や、家具・段差などがある環境でもできるだけ広い範囲の掃除を任せたい人に向いています。
おすすめポイント
- Roborockで総合性能を優先するなら最有力
- 薄型ボディと段差対応を両立している
- 家具や敷居が多い家でも掃除範囲を広げやすい
- 吸引から掃除後のお手入れまで妥協が少ない
- 価格より性能を優先したい人に向く
もう一歩
- 水拭き最優先ならQrevo Curv 2 Flowも有力
- 段差が少ない家ではAdaptiLiftの恩恵が小さい
- 家具下を掃除しないなら7.98cmの薄さを活かしにくい
- 予算重視なら下位モデルとの価格差が大きい
Roborock|ロボロック
Roborock|Qrevo Curv 2 Flow
| 発売年月 | 2026年4月 |
| 最大吸引力 | 20,000Pa |
| 水拭き方式 | SpiraFlowローラーモップ |
| ローラー回転数 | 最大220回/分 |
| モップ圧 | 最大15N |
| ローラー幅 | 270mm |
| 障害物回避 | Reactive AI |
| 壁際水拭き | ローラー伸長 |
| モップ洗浄 | 最大75℃温水 |
| モップ乾燥 | 55℃温風 |
| 自動ゴミ収集 | 最大65日分 |
| 販売形態 | Amazon限定モデル |
水拭きを重視するなら注目。洗いながら拭くローラーモップを採用
Qrevo Curv 2 Flowは、Roborockのなかでも特にフローリングの水拭きを重視したい人に注目してほしいモデルです。
最大吸引力は20,000Pa。36,000PaのSaros 20には及びませんが、日常的なゴミを吸引するための性能を確保しながら、水拭きシステムに大きな特徴を持たせています。
最大の違いが「SpiraFlowリアルタイムセルフクリーニングモップ」です。従来のQrevoシリーズで多く採用されてきた2枚の円形モップではなく、横長のローラーを床へ押し当てながら回転させて水拭きします。
ローラーは最大毎分220回転。最大15Nの圧力をかけながら床を拭き、清掃中はローラーへ清水を供給すると同時に、スクレーパーで汚れを取り除いて汚水を回収します。
ポイントは、汚れたモップでそのまま床を拭き続けるのを抑えられることです。一般的な回転モップでは、清掃途中にステーションへ戻ってモップを洗浄するまで、モップに付着した汚れを抱えた状態で水拭きを続けることがあります。SpiraFlowでは清掃中にもローラーを洗浄する仕組みを採用しているため、キッチンやダイニングなど、床のベタつきや食べこぼしが気になる場所を頻繁に水拭きしたい家庭との相性がよいでしょう。
さらに、270mmのワイドローラーを採用し、壁際ではローラーを外側へ伸ばします。丸いロボット掃除機が苦手としやすい壁際まで水拭き範囲を広げられるため、単にローラーへ変更しただけでなく、床を広く拭くための工夫もされています。
掃除後のお手入れもかなり自動化されています。ドックでは最大75℃の温水によるモップ洗浄、55℃の温風乾燥、自動ゴミ収集などに対応。メーカー公称では最大65日分のゴミをためられるため、吸引掃除後のゴミ捨てまで毎回行う必要はありません。
Saros 20が吸引・走行・障害物回避・お手入れまで幅広く高性能なのに対し、Qrevo Curv 2 Flowは水拭きに明確な強みを持たせたモデルと考えると選びやすくなります。
特にフローリングが多い家庭、キッチンやダイニングの床を頻繁に水拭きしたい家庭では、20,000Paという吸引力の数字だけで判断しないほうがよいでしょう。
Roborockで水拭きを優先するなら、SpiraFlowを搭載するQrevo Curv 2 Flowならではの価値があります。
おすすめポイント
- 水拭きを最優先するなら有力候補
- ローラーを洗浄しながら床を拭ける
- キッチンやダイニングの水拭きと相性がよい
- 壁際までローラーを伸ばして拭ける
- Sarosシリーズより予算を抑えやすい
もう一歩
- 最大吸引力はSaros 20に及ばない
- 走行性能を最優先するならSaros 20が有力
- 回転モップを好む人にはメリットが小さい
- Amazon限定のため購入先が限られる
Roborock|ロボロック
Roborock|Saros 10R
| 発売年月 | 2025年4月 |
| 最大吸引力 | 20,000Pa |
| メインブラシ | DuoDivideメインブラシ |
| 水拭き方式 | 回転式デュアルモップ |
| 本体高さ | 7.98cm |
| 障害物認識 | 108種類 |
| 障害物回避 | StarSight自律システム2.0 |
| 段差対応 | 最大3cm/二層で最大4cm |
| モップ洗浄 | 最大80℃温水 |
| モップ乾燥 | 温風乾燥 |
| モップ自動脱着 | 対応 |
| ドック | 8way全自動ドック |
わずか7.98cmの薄型ボディ。家具下まで任せたい高性能モデル
Saros 10Rは、低い家具の下まで掃除してほしい人や、床に物が多く障害物回避を重視したい人に向いた高性能モデルです。
最大吸引力は20,000Pa。現在は36,000PaのSaros 20が登場したためRoborock最高ではありませんが、Saros 10Rの強みは吸引力だけではありません。大きな特徴が、わずか7.98cmの薄型ボディです。
一般的なレーザーセンサー搭載ロボット掃除機では、本体上部に突き出したセンサーが高さの制約になり、低いソファやベッドの下へ入れないことがあります。Saros 10Rは上部に大きく突き出したLDSを使わない設計によって7.98cmの高さを実現。家具の下まで掃除範囲を広げやすいのが魅力です。
障害物回避には「StarSight自律システム2.0」を採用しています。3D ToF技術などを使って周囲を把握し、108種類の物体を認識。家具だけでなく、床に置かれた小物などを判断しながら走行します。
そのため、Saros 10Rは単に「薄いから家具の下へ入れる」だけではありません。薄型ボディと高度な障害物回避を組み合わせることで、物や家具が多い室内でも掃除範囲を広げやすい点を評価しました。
段差にも対応しており、AdaptiLiftシャーシによって最大3cm、二層構造では最大4cmの段差を乗り越えられる設計です。最新のSaros 20が最大8.8cmの二重段差に対応するため現在では差がつきましたが、一般的な敷居や部屋の境目への対応力は十分考慮されています。
水拭きには2枚の回転モップを採用。壁際ではモップを外側へ伸ばして清掃範囲を広げるほか、カーペットなど水拭きが不要な場所では、必要に応じてドックでモップを自動的に取り外してから清掃できます。
モップを持ち上げるだけでなく、使わないときは取り外せるため、フローリングとカーペットが混在する家庭では便利な機能です。
8way全自動ドックもSaros 10Rの強み。自動ゴミ収集に加え、最大80℃の温水によるモップ洗浄、温風乾燥、自動給水などに対応しています。掃除後のモップのお手入れまで任せやすく、メンテナンス性能は現在でも高水準です。
一方、Saros 10Rを3位とした最大の理由は、後継世代との価格差です。Saros 10Rは発売時にはRoborockを代表する最上位モデルでしたが、現在は36,000Paの吸引力や最大8.8cmの二重段差対応などを備えたSaros 20が登場しています。
Saros 10Rが定価に近い価格で販売されている場合、最新のSaros 20を選んだほうが性能面では納得しやすくなります。反対に、大型セールなどでSaros 10Rが大きく値下がりしているなら話は変わります。
7.98cmの薄型ボディ、StarSight自律システム2.0、回転モップ、モップ自動脱着、8way全自動ドックなど、基本性能は現在でも充実しています。
Saros 10Rは、旧モデルになったから選ぶ価値がなくなったわけではありません。価格が十分に下がっていれば、高性能モデルを割安に狙える候補になります。
購入するときはSaros 20との実売価格差を確認し、その差額と性能差を比べて選ぶのがおすすめです。
おすすめポイント
- 7.98cmの薄型ボディで家具下へ入りやすい
- StarSight自律システム2.0を搭載
- モップを自動脱着してカーペットを掃除できる
- 8way全自動ドックでお手入れを減らしやすい
- セール価格なら高性能モデルを割安に狙える
もう一歩
- 吸引力・段差対応ではSaros 20が上
- 通常価格ではSaros 20との価格差を確認したい
- ローラー式の水拭きには非対応
- 価格が高いままだとコスパは低め
Roborock|ロボロック
Roborock|Qrevo L
| 発売年月 | 2025年4月 |
| 最大吸引力 | 10,000Pa |
| メインブラシ | 毛絡み防止メインブラシ |
| 水拭き方式 | 回転式デュアルモップ |
| モップ回転数 | 最大200回/分 |
| モップリフト | 最大10mm |
| 障害物回避 | Reactive Tech |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| モップ自動洗浄 | 対応 |
| モップ乾燥 | 温風乾燥 |
| 自動給水 | 対応 |
| ドック | 4way全自動ドック |
価格を抑えて全自動へ。吸引・水拭き・お手入れをまとめて任せたい人に
Qrevo Lは、20万円前後の最上位モデルまでは必要ないものの、吸引だけでなく水拭きや掃除後のお手入れまで自動化したい人に向いたモデルです。
最大吸引力は10,000Pa。36,000PaのSaros 20や20,000PaのQrevo Curv 2 Flow、Saros 10Rと比べると数字では大きな差があります。
ただし、Qrevo Lの魅力は最上位モデルとスペックを競うことではありません。日常的な吸引掃除に加えて、回転式の水拭きと全自動ドックまで利用しながら、購入価格を抑えやすいことが大きな特徴です。
水拭きには2枚の円形モップを採用。最大毎分200回転させながら床を拭き、フローリングの日常的な皮脂汚れや細かな汚れに対応します。カーペットを検知するとモップを最大10mm持ち上げるため、フローリングとカーペットが混在する部屋でも吸引と水拭きを使い分けやすい設計です。
Qrevo Curv 2 Flowのようにローラーを洗浄しながら拭く方式ではありませんが、「毎日の床掃除で吸引と水拭きをまとめて任せたい」という用途なら十分検討できます。
そして、Qrevo Lを選ぶ大きな理由が4way全自動ドックです。自動ゴミ収集だけでなく、モップの自動洗浄、温風乾燥、自動給水に対応しています。特に水拭きを使う場合、掃除が終わるたびに汚れたモップを取り外して手洗いするのは意外と手間がかかります。
Qrevo Lなら、ロボット本体の清掃だけでなく、その後のモップのお手入れまでドックへ任せられるため、「価格は抑えたいけれど、全自動タイプを選びたい」という人との相性がよいモデルです。
一方、価格を抑えたぶん、上位モデルとの差はあります。障害物回避にはReactive Techを採用していますが、Saros 20やSaros 10RのStarSight自律システム2.0ほど高度な構成ではありません。
床にコードや子どものおもちゃ、小物などを置くことが多い家庭では、上位モデルのほうが安心して掃除を任せやすいでしょう。高い段差への対応や7.98cmの薄型ボディといった、Sarosシリーズならではの走行性能もありません。
つまりQrevo Lは、Roborockの上位機能をそのまま安くしたモデルではなく、日常的に使いやすい機能を残しながら価格を抑えたモデルと考えるのが適切です。
7万円前後、さらにセールでそれ以下まで下がるのであれば、10,000Paの吸引力、回転モップ、モップ洗浄・乾燥、自動給水、自動ゴミ収集をまとめて利用できることには十分な魅力があります。
「自動ゴミ収集だけではなく、水拭き後のお手入れまで減らしたい。でも10万円以上は出したくない」人にとって、Qrevo Lは価格と自動化のバランスを取りやすい1台です。
おすすめポイント
- 10万円以下で全自動タイプを狙いやすい
- モップ洗浄・乾燥までドックに任せられる
- 吸引と回転モップをまとめて使える
- Q10V+より水拭き後のお手入れを減らしやすい
- 値下がり時はコスパが高い
もう一歩
- 最大吸引力は上位3機種より低い
- 障害物回避はSarosシリーズほど高度ではない
- ローラー式の水拭きには非対応
- 実売価格が高い場合は上位モデルも比較したい
Roborock|ロボロック
Roborock|Q10V+ Q10V+
| 発売年月 | 2025年4月 |
| 最大吸引力 | 10,000Pa |
| メインブラシ | 毛絡み防止メインブラシ |
| 水拭き方式 | 水拭き対応 |
| モップリフト | 最大8mm |
| バッテリー容量 | 5,200mAh |
| 障害物回避 | Reactive Tech |
| ナビゲーション | LiDAR |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| ゴミ収集目安 | 最大7週間 |
| モップ自動洗浄 | 非対応 |
| モップ自動乾燥 | 非対応 |
5万円前後で自動ゴミ収集。必要な機能に絞って予算を抑えたい人に
Q10V+は、Roborockのロボット掃除機をできるだけ手頃な価格で導入しながら、ゴミ捨ての回数は減らしたい人に向いたモデルです。
今回のランキングでは5位ですが、単純に性能が低いから最下位というわけではありません。上位4機種とは、そもそも狙っている価格帯と自動化する範囲が異なります。
最大吸引力は10,000Pa。36,000PaのSaros 20や20,000PaのQrevo Curv 2 Flow、Saros 10Rには及びませんが、4位のQrevo Lと同じ最大吸引力です。
そのため、日常的なホコリや髪の毛などを吸引する用途であれば、価格を抑えながら基本的な清掃性能を確保できます。メインブラシには毛絡みを抑える構造を採用。長い髪の毛などがブラシへ絡みつく負担を減らすことも考えられています。
水拭きにも対応しているため、吸引だけのロボット掃除機ではありません。カーペットを検知するとモップを最大8mm持ち上げる機能も備えており、フローリングとカーペットが混在する部屋でも使いやすい設計です。
ただし、水拭き性能を重視するなら上位モデルとの差は大きくなります。Qrevo Lは2枚の回転モップを最大毎分200回転させ、掃除後にはドックでモップを自動洗浄・乾燥できます。Qrevo Curv 2 Flowなら、ローラーを清掃しながら床を拭くSpiraFlowまで利用できます。
Q10V+は、こうした高度な水拭き機能を省くことで価格を抑えたモデルです。その代わり、日常的な使いやすさに大きく関係する自動ゴミ収集には対応しています。本体が掃除を終えてドックへ戻ると、ダストボックス内のゴミを自動で収集。メーカー公称では最大7週間分のゴミをためられるため、本体のダストボックスを毎回空にする手間を減らせます。
障害物回避にはReactive Techを採用し、ナビゲーションにはLiDARを使用します。Sarosシリーズほど高度な障害物認識を重視したモデルではありませんが、部屋をマッピングしながら効率よく清掃するための基本機能は備えています。
そしてQ10V+の最大の魅力は、やはり価格です。通常価格でも5万円前後で購入しやすく、大型セールではさらに値下がりすることがあります。Saros 20のような20万円前後の高性能モデルと比べれば、吸引力、水拭き、障害物回避、ドック機能には明確な差があります。
しかし、すべての家庭にモップの温水洗浄や高度な障害物認識、段差対応が必要なわけではありません。水拭き後のモップは自分で手入れしても構わない。床にある物は掃除前に片付けられる。高い段差や低い家具への対応も必要ない。
水拭き後のモップ洗浄・乾燥まで自動化したいならQrevo L。そこは自分で行ってもよく、購入価格を優先するならQ10V+。「最も高性能なRoborock」ではなく、「必要なところだけ便利にしたRoborock」を探している人に選びやすいモデルです。
おすすめポイント
- 5万円前後で自動ゴミ収集を利用できる
- 上位機ほどの機能が不要なら予算を抑えやすい
- 最大10,000Paで日常的な吸引掃除に対応
- 水拭きにも対応している
- 価格重視なら5機種のなかでも有力
もう一歩
- モップの自動洗浄・乾燥には非対応
- 水拭き性能ではQrevoシリーズが上
- 障害物回避はSarosシリーズほど高度ではない
- お手入れまで自動化したいならQrevo Lが有力
Roborockは掃除を任せたい範囲から選ぼう
Roborockのロボット掃除機は、手頃な自動ゴミ収集モデルから、吸引・水拭き・障害物回避・掃除後のお手入れまで幅広く自動化した高性能モデルまで選択肢があります。
今回比較した5機種も、それぞれ得意なことが異なります。
Saros 20は、36,000Paの吸引力に加えて、7.98cmの薄型ボディ、高度な障害物回避、段差対応、全自動ドックまで幅広く備えたモデルです。
Qrevo Curv 2 Flowは、ローラーを洗浄しながら床を拭くSpiraFlowが特徴。吸引力の数字だけではなく、フローリングの水拭きを重視して比較したいモデルです。
Saros 10Rは、7.98cmの薄型設計と障害物回避が強み。ただし新しいSaros 20が登場しているため、購入時には実売価格の差を確認しておきたいところです。
価格を抑えたい場合は、Qrevo LとQ10V+にも違いがあります。Qrevo Lはモップの洗浄・乾燥まで全自動化できるのに対し、Q10V+は自動ゴミ収集を中心に必要な機能へ絞ることで購入価格を抑えています。
このようにRoborockを選ぶときは、最大吸引力や価格だけで決めるのではなく、「何をロボット掃除機に任せたいのか」を考えることが大切です。
水拭きを頻繁に使うならモップ方式やドックの洗浄機能、家具や床に物が多いなら本体の高さや障害物回避、掃除後のお手入れを減らしたいならドックで自動化できる範囲まで確認しましょう。
高性能なモデルほど便利な機能は増えますが、使わない機能まで含めて価格を上げる必要はありません。反対に、水拭きを頻繁に使うのにモップのお手入れを毎回自分で行うモデルを選ぶと、購入後に思ったより手間がかかることもあります。
まず予算を決め、次に「吸引」「水拭き」「障害物回避」「お手入れ」のなかで何を重視するかを整理する。そのうえで各モデルの違いを比較すると、自宅の環境や使い方に合ったRoborockを選びやすくなります。
































































