「SwitchBotのロボット掃除機は、どれを選べばいい?」「S20とK11+ Proでは何が違うの?」
SwitchBotのロボット掃除機は、モデルによって得意なことが大きく異なります。水拭きまでしっかり任せられるS20がある一方、K11シリーズは小さなボディを生かして、家具が多い部屋や狭い場所を掃除しやすいことが特徴です。
さらに、ロボット掃除機とコードレス掃除機を組み合わせたK10+ Pro Comboや、給水・排水まで自動化できるS10など、ほかのメーカーとは少し違ったモデルもあります。
そのため、「一番新しいモデル」や「吸引力が一番高いモデル」という理由だけで選ぶと、自宅に必要な機能と合わないことがあります。
そこでこの記事では、2026年8月時点で購入を検討しやすいSwitchBotのロボット掃除機から5機種を選び、オススメマン独自の評価基準との5つの項目で比較しました。水拭きを重視するのか、狭い場所まで掃除したいのか、掃除後のお手入れまで減らしたいのかによって、選ぶべきモデルは変わります。
それぞれの特徴だけでなく注意点や価格とのバランスまで比較しているので、自宅に合ったSwitchBotのロボット掃除機を選ぶ参考にしてください。
SwitchBotのロボット掃除機とは?
SwitchBot(スイッチボット)は、スマートロックやカーテン、自動開閉デバイスなど、さまざまなスマートホーム製品を展開しているブランドです。
ロボット掃除機もSwitchBotアプリから操作でき、ほかのSwitchBot製品と組み合わせて使えることが特徴です。現在のラインナップを見ると、単純に吸引力を競うだけではなく、「小型化」「水拭き」「お手入れの自動化」など、モデルごとに異なる方向へ機能を伸ばしています。
小さなロボット掃除機を選べる
SwitchBotで特に特徴的なのが、Kシリーズのコンパクトな設計です。K11+ ProとK11+は直径約24.8cm。一般的なロボット掃除機では入りにくい家具の間や、椅子の脚が多い場所などでも動きやすいことがメリットです。
ロボット掃除機を置くスペースをできるだけ小さくしたい人にも比較しやすいシリーズです。
S20は水拭きしながらモップも洗浄
水拭きを重視するなら、S20の仕組みに注目です。S20はローラーモップを使って床を拭きながら、清掃中にモップの汚れを取り除く仕組みを採用しています。さらにステーションでは、ゴミ収集やモップのお手入れなども自動化。
「水拭きできる」というだけではなく、掃除中から掃除後まで人が行う作業を減らす方向に設計されています。
掃除方法そのものが違うモデルもある
SwitchBotには、一般的なロボット掃除機とは少し違った製品もあります。K10+ Pro Comboは、ロボット掃除機とコードレス掃除機を組み合わせたモデルです。
床はロボットに任せながら、家具や階段などロボットが掃除できない場所はコードレス掃除機で対応できます。また、S10は水道と接続することで、給水や排水まで自動化できることが大きな特徴です。
このようにSwitchBotは、すべてのモデルを同じ方向へ高性能化するのではなく、生活環境に合わせて異なる特徴を持たせています。そのため、最大吸引力だけで比べるより、「どこを掃除したいか」「水拭きをどこまで任せたいか」「掃除後の作業をどれだけ減らしたいか」から選ぶと、自宅に合ったモデルを見つけやすくなります。
SwitchBotのロボット掃除機はどう選ぶ?
SwitchBotはモデルによって、吸引力だけでなく本体サイズや水拭き方式、自動化できる範囲まで大きく異なります。数字だけで比較せず、自宅でロボット掃除機に何を任せたいのかを考えて選びましょう。

1. 家具が多いなら本体サイズを確認
SwitchBotを選ぶうえで注目したいのが、本体の大きさです。K11+ ProとK11+は直径約24.8cmのコンパクト設計。家具の間や椅子の脚まわりなど、大きなロボット掃除機では入りにくい場所を掃除したい家庭と相性がよいモデルです。
ただし、小さいほど清掃性能が高いという意味ではありません。部屋の広さだけでなく、家具の配置や掃除してほしい場所を考えて選びましょう。

2. 水拭きを重視するなら方式まで比較
フローリングの水拭きを重視するなら、「水拭き対応」という表記だけで判断しないことが大切です。S20はローラーモップを採用し、床を拭きながらモップの汚れを取り除く仕組みを備えています。
一方、Kシリーズはコンパクトさや吸引掃除を重視したモデルが中心です。キッチンやダイニングなどを頻繁に水拭きしたいなら、モップの方式や洗浄方法まで確認しましょう。

3. お手入れを減らすなら自動化の範囲を確認
SwitchBotはモデルによって、掃除後に自動化できる作業が異なります。自動ゴミ収集だけに対応するモデルもあれば、モップのお手入れまでステーションへ任せられるモデルもあります。
S10のように、水道へ接続することで給水・排水まで自動化できるモデルもあります。水拭きを頻繁に利用するほど掃除後のお手入れも増えるため、「掃除できるか」だけでなく「掃除後に何をする必要があるか」まで確認しましょう。

4. 床以外も掃除するならComboを検討
ロボット掃除機が掃除できるのは基本的に床です。階段やソファ、棚、家具の隙間などは、人が別の掃除機を使う必要があります。
K10+ Pro Comboはロボット掃除機とコードレス掃除機を組み合わせているため、床はロボット、それ以外はコードレスという使い分けができます。すでにコードレス掃除機を持っている場合は必要性が下がりますが、掃除機をまとめて揃えたい人には比較する価値があります。
SwitchBotロボット掃除機おすすめ5機種 比較表
【2026年最新】SwitchBotロボット掃除機ランキング
SwitchBot|スイッチボット
SwitchBot|お掃除ロボット S20
| 発売年月 | 2025年6月 |
| 最大吸引力 | 10,000Pa |
| 本体サイズ | 365×365×115mm |
| 水拭き方式 | ローラーモップ |
| モップ洗浄 | リアルタイム洗浄 |
| カーペット対応 | モップリフト対応 |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| ゴミ収集方式 | 紙パック |
| モップ自動洗浄 | 対応 |
| モップ乾燥 | 対応 |
| 給水・排水 | ステーション構成により対応 |
| アプリ操作 | SwitchBotアプリ対応 |
10,000Pa+ローラーモップ。吸引・水拭き・お手入れまでまとめて任せたい人に
SwitchBot S20は、吸引掃除だけでなく、フローリングの水拭きと掃除後のお手入れまでできるだけ自動化したい人に注目したいモデルです。
最大吸引力は10,000Pa。2位のK11+ Proは12,000Paなので、数字だけを比較するとS20がトップではありません。それでもS20を総合1位としたのは、吸引、水拭き、ステーションによるお手入れまで含めた機能のバランスが優れているためです。
特に大きな違いが水拭きです。S20はローラーモップを採用しています。一般的な水拭き対応ロボット掃除機のように、濡らしたシートやモップを床へ当てながら走るだけではなく、ローラーを使って床を水拭きします。
さらに注目したいのが、清掃中にローラーモップをリアルタイムで洗浄する仕組みです。モップに付着した汚れを取り除きながら水拭きを続けるため、汚れたモップでそのまま部屋中を拭き続けるのを抑えられます。キッチンやダイニングなど、水拭きを頻繁にしたい家庭では特に比較したい機能です。
吸引力も最大10,000Paあり、日常的なホコリや髪の毛などを吸引するための性能を備えています。ただし、K11+ Proの12,000Paを下回るため、吸引性能だけを最優先するならK11+ Proも有力です。
「最大吸引力が高いモデル=総合的にも上」というわけではないことが、S20とK11+ Proを比較するとよく分かります。
S20はカーペットを検知するとモップを持ち上げる機能にも対応しています。フローリングでは吸引と水拭きを行い、カーペットでは濡れたモップが接触するのを避けながら清掃できるため、床材が混在する家庭でも使いやすい設計です。
ステーションによる自動化もS20の大きな強みです。ロボット本体のゴミをステーションへ自動収集できるだけでなく、ローラーモップのお手入れまで自動化できます。水拭き対応ロボット掃除機は便利な反面、使用するたびに汚れたモップを洗う必要があると、結局は人の作業が増えてしまいます。
一方、S20にも注意したいところがあります。本体サイズは365×365×115mm。直径24.8cmのK11+ ProやK11+と比べるとかなり大きいため、家具が多い部屋や椅子の脚の間などではK11シリーズほどの小回りは期待できません。本体高さも含め、ソファやベッドの下へ入れるか購入前に確認しておきたいところです。
また、S20を選ぶならステーションの設置方法も確認しておきましょう。SwitchBotは水タンクを使う構成だけでなく、給排水をさらに自動化するための選択肢も用意しています。給排水まで自動化できれば水拭き時の作業をさらに減らせますが、設置環境によって利用できる構成が変わります。購入前に、自宅の設置場所や必要なアクセサリーまで確認することが大切です。
この価格帯であれば、10,000Paの吸引力だけでなく、リアルタイム洗浄できるローラーモップと充実したステーション機能まで含めて比較することが重要です。
SwitchBot S20は、最大吸引力だけで選ぶモデルではなく、「床掃除をどこまでまとめて任せられるか」で選びたい1台です。
家具の隙間へ入り込む小ささを最優先するならK11シリーズ、水拭きの仕組みと掃除後のお手入れまで重視するならS20というように、自宅で重視するポイントから比較すると選びやすくなります。
おすすめポイント
- 最大10,000Paの吸引力
- ローラーモップでフローリングを水拭き
- 清掃中にモップをリアルタイム洗浄
- 自動ゴミ収集やモップのお手入れに対応
- 吸引・水拭き・メンテナンスのバランスがよい
もう一歩
- 最大吸引力はK11+ Proの12,000Paに及ばない
- K11シリーズより本体サイズが大きい
- 狭い家具の間では小型モデルのほうが動きやすい
- 給排水を自動化したい場合は設置条件まで確認したい
SwitchBot|スイッチボット
SwitchBot|K11+ Pro
| 発売年月 | 2026年 |
| 最大吸引力 | 12,000Pa |
| 本体サイズ | 248×248×92mm |
| 水拭き方式 | お掃除シート |
| ナビゲーション | LiDAR |
| 段差乗り越え | 最大約2cm |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| 紙パック容量 | 4L |
| ステーションサイズ | 240×180×250mm |
| 毛絡み対策 | 対応 |
| アプリ操作 | SwitchBotアプリ対応 |
| 音声操作 | 対応 |
直径24.8cmで12,000Pa。小ささと吸引力を両立した新世代Kシリーズ
SwitchBot K11+ Proは、「ロボット掃除機は小さいほうがいい。でも吸引力まで妥協したくない」という人に注目したいモデルです。
最大の特徴は、248×248×92mmというコンパクトな本体に、最大12,000Paの吸引力を備えていること。今回比較する5機種では最大吸引力が最も高く、1位のS20は10,000Pa、K11+は6,000Pa、S10は6,500Paです。
小型モデルだから吸引力も控えめ、という従来のKシリーズのイメージを大きく変えています。K11+ Proの魅力は12,000Paという数字だけではありません。
本体の直径は約24.8cm。S20は365×365mmなので、横幅では10cm以上の差があります。ロボット掃除機は部屋の中央を走れるだけでは十分とは限りません。ダイニングテーブルの下には椅子の脚があり、リビングにもソファや棚などの家具があります。本体が小さければ、こうした家具の間や脚まわりへ入り込みやすくなります。
「部屋はそれほど広くないけれど家具が多い」「椅子の脚の間まで掃除してほしい」という家庭では、最大吸引力以上にこの小ささがメリットになるでしょう。本体高さも約9.2cmなので、家具下を掃除させたい場合にも確認したいモデルです。
ただし、家具下へ入れるかどうかは本体の高さだけでは決まりません。家具側の最低地上高や周囲の形状も確認しておきましょう。
集塵ステーションまでコンパクトなのもK11+ Proの特徴です。ステーションサイズは240×180×250mm。大きな水タンクやモップ洗浄機構を備えるS20とは役割が異なりますが、ロボット掃除機の設置スペースをできるだけ小さくしたい家庭には魅力があります。
ステーションには4Lの紙パックを使用し、ロボット本体が集めたゴミを自動で収集します。毎回本体のダストボックスを取り出して捨てる作業を減らせるため、小型モデルでも自動ゴミ収集の便利さは利用できます。
一方、1位のS20と大きく違うのが水拭きです。K11+ ProはS20のようなローラーモップやリアルタイムモップ洗浄を備えていません。水拭きではお掃除シートを利用する方式なので、「床を本格的に水拭きするロボット掃除機」を求める人にはS20のほうが向いています。
吸引掃除と小回りを重視するならK11+ Pro、水拭きと掃除後のお手入れまでまとめて任せたいならS20という選び分けになります。
K11+ Proの価格は販売時期やセールによって変動しますが、約5万円前後で購入できる場合があります。この価格を評価するときは、単純に「5万円のロボット掃除機」と考えるのではなく、12,000Pa、直径24.8cm、自動ゴミ収集という組み合わせに価値を感じるかがポイントです。
K11+ Proは、SwitchBotの小型ロボット掃除機という強みを残しながら、吸引性能を大きく強化したモデルです。
水拭きを最優先する人にはS20のほうが向いていますが、「床の吸引掃除が中心」「家具が多い」「大きなロボット掃除機やステーションを置きたくない」という人なら、K11+ Proの特徴が生きてきます。
おすすめポイント
- 最大12,000Paで今回5機種中トップの吸引力
- 直径約24.8cmのコンパクトボディ
- 家具や椅子の脚まわりへ入り込みやすい
- 4L紙パックへの自動ゴミ収集に対応
- ステーションもコンパクトで設置しやすい
もう一歩
- 水拭きはS20のローラーモップほど本格的ではない
- モップの自動洗浄・乾燥を求める人には向かない
- フローリング中心ならK11+との価格差を確認したい
- 小型でも家具下に入れるか事前に高さを確認したい
SwitchBot|スイッチボット
SwitchBot|ロボット掃除機 K11+
| 発売年月 | 2025年10月 |
| 最大吸引力 | 6,000Pa |
| 本体サイズ | 248×248×92mm |
| 水拭き方式 | お掃除シート |
| ナビゲーション | LiDAR |
| 段差乗り越え | 最大約2cm |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| 紙パック容量 | 4L |
| ステーションサイズ | 240×180×250mm |
| ゴミ収集方式 | 紙パック |
| アプリ操作 | SwitchBotアプリ対応 |
| 音声操作 | 対応 |
直径24.8cmの小ささが魅力。吸引力より価格とのバランスで選びたい
SwitchBot K11+は、直径約24.8cmというKシリーズならではの小ささを生かしながら、自動ゴミ収集まで利用できるロボット掃除機です。
2位のK11+ Proと本体サイズは同じ248×248×92mm。そのため、家具の間やダイニングチェアの脚まわりなど、大型のロボット掃除機では動きにくい場所へ入りやすいというメリットはK11+でも変わりません。
特に家具が多い部屋では、最大吸引力だけでなく「ロボットがゴミのある場所まで入っていけるか」も重要です。S20は本体サイズが365×365×115mmなので、K11+とは直径で10cm以上の差があります。
広いリビングを掃除するだけなら本体の小ささをそれほど意識しない場合もありますが、テーブルや椅子、収納家具などが多い住宅では、24.8cmというサイズが選ぶ理由になります。
一方、K11+ Proとの大きな違いが吸引力です。K11+の最大吸引力は6,000Pa。K11+ Proは最大12,000Paなので、公称値では2倍の差があります。そのため、カーペットのゴミまでしっかり吸引したい場合や、小型モデルでも吸引力をできるだけ高くしたい場合はK11+ Proのほうが向いています。
フローリングを中心に、ホコリや髪の毛などの日常的なゴミをこまめに掃除させる使い方であれば、K11+の特徴を生かしやすくなります。ロボット掃除機は一度に強力に掃除するだけでなく、外出中などに繰り返し走らせて床をきれいに保つ使い方もできます。
そのため、自宅の床材やゴミの種類によっては、K11+ Proの12,000Paまで必要としない人もいるでしょう。
ステーションもK11+ Proと同様にコンパクトです。サイズは240×180×250mmで、4Lの紙パックを使用した自動ゴミ収集に対応します。ロボット本体のダストボックスに溜まったゴミを毎回手で捨てる必要を減らせるため、本体を小さくしながら自動ゴミ収集の便利さも利用できます。
大きな全自動ステーションを部屋に置きたくない人にも比較しやすい構成です。
水拭きについては、S20との違いを理解しておく必要があります。K11+はお掃除シートを利用する方式で、S20のようなローラーモップや清掃中のリアルタイム洗浄は備えていません。床を軽く拭く用途には利用できますが、キッチンやダイニングなどを頻繁に本格的に水拭きしたいなら、S20のほうが適しています。
K11+で最も注目したいのは、K11+ Proとの価格差です。K11+ Proは吸引力が12,000Paまで強化されている一方、本体サイズはK11+と同じです。つまり、K11+を選ぶ大きな理由は「Proより小さいから」ではありません。
両方とも同じ24.8cmなので、価格を抑える代わりに6,000Paで十分と判断できるかがポイントになります。実売価格はセールなどによって変動しますが、K11+が約3~4万円、K11+ Proが約5万円で購入できる場合があります。
この価格差が十分にあれば、フローリング中心で吸引力をそこまで求めない人にとって、K11+のコストパフォーマンスが高くなります。反対にセールなどでK11+ Proとの価格差が小さくなっていれば、12,000PaのProまで予算を上げる価値が出てきます。
K11+は「K11+ Proの廉価版」とだけ考えるより、24.8cmの小型ボディをできるだけ手頃に導入するモデルとして見ると特徴が分かりやすくなります。
水拭きより吸引掃除が中心で、家具が多く、大きなロボット掃除機やステーションを置きたくない人なら検討しやすい1台です。
おすすめポイント
- 直径約24.8cmのコンパクトボディ
- 家具や椅子の脚まわりへ入りやすい
- 4L紙パックへの自動ゴミ収集に対応
- ステーションもコンパクト
- K11+ Proより安ければ価格とのバランスがよい
もう一歩
- 最大吸引力は6,000Pa
- K11+ Proは同じサイズで12,000Pa
- 本格的な水拭きを求めるならS20が向いている
- K11+ Proとの価格差が小さい場合は選ぶメリットが薄くなる
SwitchBot|スイッチボット
SwitchBot|K10+ Pro Combo
| 発売年月 | 2024年11月 |
| ロボット最大吸引力 | 3,000Pa |
| コードレス最大吸引力 | 20,000Pa |
| ロボット本体サイズ | 248×248×92mm |
| 水拭き方式 | お掃除シート |
| 構成 | ロボット+スティック+ハンディ |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| ゴミ収集対象 | ロボット・コードレス |
| 紙パック容量 | 3L |
| ゴミ収集方式 | 紙パック |
| ナビゲーション | LiDAR |
| アプリ操作 | SwitchBotアプリ対応 |
ロボット+スティック+ハンディ。床から家具まで1つの掃除システムに
SwitchBot K10+ Pro Comboは、一般的なロボット掃除機とは少し違った考え方で選びたいモデルです。
最大の特徴は、K10+ Proのロボット掃除機にコードレス掃除機を組み合わせていること。床はロボット掃除機へ任せ、ロボットでは掃除できないソファや棚、階段などはスティッククリーナーやハンディクリーナーで掃除できます。
つまり、「ロボット掃除機を買う」というより、床から家具まで対応する掃除機一式をまとめて導入する製品と考えると特徴が分かりやすくなります。
ロボット掃除機側の本体サイズは248×248×92mm。K11シリーズと同じく直径約24.8cmのコンパクトなボディなので、家具の間や椅子の脚まわりなどへ入り込みやすいことがメリットです。
一方、ロボット掃除機側の最大吸引力は3,000Paです。K11+ Proの12,000Pa、K11+の6,000Paと比べると世代差が大きく、ロボット単体の吸引性能を最優先するなら新しいK11シリーズのほうが有利です。
ただし、K10+ Pro Comboには最大20,000Paのコードレス掃除機があります。ここで注意したいのは、「K10+ Pro Comboは20,000Paのロボット掃除機」という意味ではないことです。
20,000Paはコードレス掃除機側の最大吸引力で、ロボット側は3,000Pa。コードレス掃除機はスティックとして床や階段を掃除できるほか、ハンディとして家具やソファなどにも使用できます。
ロボット掃除機が苦手な場所を人がコードレス掃除機で補えるため、ロボットだけですべてを掃除しようとする製品とは方向性が異なります。
メンテナンス面でもComboならではの工夫があります。ロボット掃除機とコードレス掃除機が集めたゴミを、共通のステーションから3Lの紙パックへ収集できます。ロボット側だけでなく、コードレス掃除機側のゴミ捨てまでまとめられることがポイントです。コードレス掃除機を使うたびにダストカップからゴミを捨てる負担を減らせるのが嬉しいポイントです。
また、ロボット、コードレス、集塵ステーションを別々に置くのではなく、1つのシステムとして収納できる点もメリットです。掃除機を複数台使いたいけれど、収納場所がバラバラになるのは避けたい家庭にも向いています。
一方、水拭きはS20ほど本格的ではありません。K10+ Proはお掃除シートを利用する方式で、S20のローラーモップやリアルタイム洗浄には対応していません。床の軽い拭き掃除には利用できますが、水拭きを重視するならS20から比較するほうがよいでしょう。
K10+ Pro Comboを選ぶうえでもうひとつ重要なのが、すでにコードレス掃除機を持っているかどうかです。性能に満足しているコードレス掃除機がすでにある家庭では、Comboを選ぶメリットは小さくなります。
ロボット掃除機だけが必要なら、12,000PaのK11+ Proや6,000PaのK11+のほうがシンプルに選びやすいでしょう。反対に、これからロボット掃除機とコードレス掃除機を両方揃えたい場合は、K10+ Pro Comboの3 in 1という構成に意味が出てきます。
実売価格は変動しますが、約5~7万円で購入できる場合があります。この価格を判断するときも、3,000Paのロボット掃除機単体として見るのではなく、コードレス掃除機、ハンディ掃除機、自動ゴミ収集まで含めた一式として比較することが大切です。
K10+ Pro Comboは、ロボット掃除機のスペック競争で選ぶモデルではなく、「家の掃除をどのように分担するか」で選ぶモデルです。
床はロボットへ任せ、階段やソファ、家具などはコードレスで自分が掃除する。この使い分けに魅力を感じる人ほど、K10+ Pro Comboの特徴を生かしやすくなります。
おすすめポイント
- ロボット+スティック+ハンディの3 in 1
- 床から家具やソファまで1セットで対応
- ロボットは直径約24.8cmのコンパクト設計
- コードレス掃除機は最大20,000Pa
- 両方のゴミを紙パックへまとめて収集できる
もう一歩
- ロボット掃除機側の最大吸引力は3,000Pa
- 水拭きはS20ほど本格的ではない
- コードレス掃除機をすでに持っている人はメリットが小さい
- ロボット単体の性能を重視するならK11シリーズも比較したい
SwitchBot|スイッチボット
SwitchBot|お掃除ロボット S10
| 発売年月 | 2023年10月 |
| 最大吸引力 | 6,500Pa |
| 水拭き方式 | RevoRoll ローラーモップ |
| モップ洗浄 | RinseSync リアルタイム洗浄 |
| モップ加圧 | 約1kg |
| 最長稼働時間 | 約250分 |
| 自動ゴミ収集 | 対応 |
| 紙パック容量 | 4L |
| モップ自動乾燥 | 50℃熱風乾燥 |
| 自動給水 | 水道接続で対応 |
| 自動排水 | 水道接続で対応 |
| カーペット対応 | モップリフト対応 |
給水も排水も自動化。水拭き後の手間をできるだけ減らしたい人に
SwitchBot S10は、2023年に登場した旧世代モデルですが、現在でもほかのSwitchBotロボット掃除機とは違った特徴を持っています。
最大の特徴は、水交換ステーションを水道へ接続することで、給水と排水まで自動化できることです。一般的な全自動ロボット掃除機では、ステーションに給水タンクと汚水タンクがあり、人が定期的にきれいな水を補充して汚水を捨てます。
S10は水交換ステーションを上水・下水へ接続することで、この作業そのものを減らせます。洗濯機の給排水設備などを利用できる環境であれば、水拭きをするたびにタンクへ水を入れたり、溜まった汚水を捨てたりする必要を減らせるのが大きなメリットです。
ただし、どの家庭でも同じように設置できるわけではありません。給水・排水設備との位置関係やホースを取り回せるかなど、設置環境の確認が必要です。SwitchBot公式でも接続可能な水道・排水口や設置スペースについて条件を案内しているため、購入前に「自宅へ設置できるか」を確認することが重要です。
水拭きにはRevoRollローラーモップを採用しています。ローラーモップへ約1kgの圧力をかけながら回転させて床を拭く仕組みで、さらにRinseSyncテクノロジーによって、水拭き中にモップの洗浄も行います。汚れたモップをそのまま床へ当て続けるのを抑えながら清掃できることが、S10の水拭きの特徴です。掃除が終わったあとは、水交換ステーションへ戻ってモップを再び洗浄します。
さらにゴミ収集ステーションでは、50℃の熱風によるモップ乾燥にも対応。水拭き中だけでなく、清掃後のモップのお手入れまで自動化されています。カーペットを検知するとローラーモップを持ち上げて本体へ収納する機能も備えているため、フローリングとカーペットが混在する家庭でも使いやすい設計です。
一方、2026年現在は新しいS20が登場しているため、世代差も理解しておく必要があります。
S10の最大吸引力は6,500Pa。S20は10,000Pa、K11+ Proは12,000Paなので、現在のSwitchBotラインナップで吸引力を重視するとS10は有利ではありません。S10を選ぶ理由は、最大吸引力の数字ではなく、給水・排水まで含めた自動化にあります。
また、S10は2つのステーションを使う構成です。水交換ステーションでは給水・排水やモップ洗浄を行い、ゴミ収集ステーションでは充電、自動ゴミ収集、モップ乾燥を行います。4Lの紙パックを使用するため、本体のダストボックスから毎回ゴミを捨てる負担も減らせます。
一方で、複数のステーションと水道への接続場所が必要になるため、設置の自由度ではK11シリーズのようなコンパクトモデルに及びません。「とにかく小さく置きたい」という家庭より、給排水できる場所を確保でき、水拭き後の作業をできるだけ減らしたい家庭に向いています。
価格差が小さい場合は、最大10,000Paへ強化されたS20も含めて比較したほうがよいでしょう。反対に、S10がセールなどで大きく値下がりしており、自宅で水道直結できるのであれば、給排水まで自動化できる旧上位モデルとして魅力が出てきます。
SwitchBot S10は、2026年現在の吸引性能で選ぶモデルではなく、「水拭きに必要な給水・排水まで人がやらなくてよい環境を作れるか」で選ぶモデルです。
水道へ接続できる設置環境があるかを最初に確認し、そのうえでS20との価格差や性能差を比較すると判断しやすくなります。
おすすめポイント
- 水道直結で給水・排水を自動化
- ローラーモップを清掃中にリアルタイム洗浄
- 約1kgの圧力をかけながら水拭き
- 4L紙パックへの自動ゴミ収集に対応
- 50℃の熱風でモップを自動乾燥
もう一歩
- 最大吸引力は6,500Paで新モデルより低い
- 水道直結には設置条件がある
- 2つのステーションを置くスペースが必要
- S20との実売価格差が小さい場合は比較して決めたい
SwitchBotは水拭き・小ささ・自動化のどれを重視するかで選ぼう
SwitchBotのロボット掃除機は、モデルによって得意なことがはっきり分かれています。
今回比較した5機種だけでも、最大吸引力は3,000Paから12,000Paまで差があり、水拭きの方法や本体サイズ、掃除後に自動化できる作業も異なります。
S20は最大10,000Paの吸引力に加えて、ローラーモップによる水拭きと清掃中のリアルタイム洗浄に対応。吸引だけでなく、水拭きや掃除後のお手入れまで幅広く任せられることが特徴です。
K11+ Proは直径約24.8cmのコンパクトな本体に最大12,000Paの吸引力を搭載。水拭きよりも、家具の間へ入りやすい小ささと吸引力を重視したい場合に特徴が生きてきます。
K11+も同じ直径約24.8cmですが、最大吸引力は6,000Pa。K11+ Proとの価格差が十分にあれば、小型ロボット掃除機をより手頃に導入する選択肢になります。
K10+ Pro Comboは少し方向性が異なり、ロボット掃除機にスティック・ハンディとして使えるコードレス掃除機を組み合わせています。床はロボット、ソファや家具、階段などはコードレスと、掃除する場所によって使い分けられることが特徴です。
S10は最大吸引力では新しいモデルに及びませんが、水道へ接続して給水・排水まで自動化できる独自性があります。設置条件を満たせる家庭では、水拭きに伴う水の交換作業を減らせることがメリットです。
SwitchBotを選ぶときは、最大吸引力だけで順位をつけるのではなく、まず自宅で何を重視したいのかを考えてみましょう。家具が多いなら本体サイズ、水拭きを頻繁にするならモップ方式、掃除後の作業を減らしたいならステーションの自動化機能が重要です。
また、床だけでなくソファや階段などもまとめて掃除したい場合は、ロボット掃除機単体ではなくComboのような構成も選択肢になります。
実売価格も購入時には確認しておきたいポイントです。ロボット掃除機はセールなどで価格差が大きく変わることがあり、上位モデルとの価格差が小さくなる場合もあります。
ランキングの順位だけで決めず、「吸引」「水拭き」「小回り」「お手入れ」のうち、自宅では何をロボット掃除機に任せたいのかを整理し、現在の実売価格と照らし合わせて比較してみてください。
それぞれの得意分野を理解して選ぶことで、SwitchBotのラインナップから生活環境に合ったモデルを絞り込みやすくなります。












































